店舗やホテル向けのインテリアスタイルの種類

美容サロンや美容院、ホテル向けのインテリアには共通点があります。それは、お客さんに「この空間にいたい」と思わせる魅力と、居心地の良さが求められるという点です。今回は、お客さんに「ここでサービスを受けたい」と思わせるインテリアスタイルを探してみましょう。

店舗に合わせたインテリアスタイルの決め方

店舗のインテリアは、扱う商品(サービス)をヴィジュアルにイメージさせる装置です。そのためインテリアスタイルを決めるときは、店舗のコンセプトと、想定するターゲット顧客像がカギとなります。まずは、コンセプトワードとターゲットイメージを決めて、それに合うインテリアスタイルを考えていきましょう。

【コンセプトワード】 【ターゲットイメージ】 【インテリアスタイル】
自然派コスメ美容 :   天然、自然志向の女性    ナチュラルスタイル
カントリースタイル

ラグジュアリーな休息 : アッパーミドル層      エレガンススタイル
モダンスタイル

男の隠れ家 :     ビジネスセレブリティ  クラシックスタイル
モダンスタイル

インテリアスタイルの種類

インテリアコーディネートには、テイストによってさまざまなスタイルがあります。インテリアスタイルの種類をいくつか知っておきましょう。

ナチュラルスタイル
木や石、天然素材のファブリックなど「自然を感じさせる素材」を中心に、インテリア空間を作り上げるスタイル。素朴で温かみがあり、アットホームなくつろげる空間になります。北欧風ナチュラルや南欧風ナチュラルなど、テイストもさまざまあります。

エレガンススタイル
ヨーロッパの貴族の館やセレブリティサロンのような、優美で華麗なインテリアスタイル。装飾性の高い家具や調度品、淡く優しい色合いなどが特に女性に強く支持されています。高級感を端的にイメージさせるスタイルです。

カントリースタイル
欧米の田舎暮らしを思わせるインテリアスタイルです。ガーデニングツールやバケツなどの作業用具も、インテリア小物として活躍します。シャビーシックにまとめたシャンペトル(田園風)シャビーは、近年大人気のスタイルです。

クラシックスタイル
ロココ調の曲線的な家具を配した女性的なクラシックスタイルと、重厚で堅牢なヴィクトリアン調の家具を中心とした、男性的なクラシックスタイルがあります。いずれも根強いファンを持つインテリアスタイルです。

モダンスタイル
余計な装飾を取り去ってスッキリと整えた空間、モノトーンのカラースキーム、メタルやガラス、石などの無機質で硬質な素材使い……。モダンスタイルはクールで、ノンフリルな空間を作り上げます。シンプルで合理的な暮らしに安らぎをおぼえる都会派に支持されています。

自分の店舗には、どのインテリアスタイルがマッチするでしょうか? 「居心地の良い空間」とひと口に言っても、人によって居心地の良さを感じる空間は違います。自分の店が何を提供するのか、想定するターゲット顧客はどんなインテリアスタイルを心地良く感じるかを考えて、最適のスタイルをチョイスしてください!

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