アンティーク家具のテーブル脚の種類

さまざまに意匠を凝らした脚部は、アンティークテーブルの大きな魅力。テーブル脚には、年代や様式ごとに特徴的な装飾があります。代表的なテーブル脚の形状とデザインを知っておくと、アンティークテーブルを選ぶのがもっと楽しくなります! ここでは、アンティーク家具のテーブル脚の形状やデザインなどを紹介します。

形状別! アンティークテーブルのの種類

まず「形状」で脚を区別してみましょう。アンティークのテーブルの脚は、次のような種類が多く見られます。

パード・レッグ
床に向かって「先細り(テイパー)」になった脚を指します。

サブレ・レッグ
脚が下へ行くほど外側に向かって広がる「末広がり型」です。

ツイスト・レッグ
ロープをねじったような形状の脚。流れるような曲線がリズミカルです。

ボビンターニング・レッグ
材木を回転させて刃物で削った形状で、「挽き物」とも言います。糸巻きを重ねたような見た目が特徴です。

デザイン別! アンティークテーブルの脚の種類

アンティークテーブルのデザインは無数にありますが、今回は中でも人気の高いものをいくつかピックアップしました。

カブリオールレッグ
日本では「猫脚」とも呼ばれます。動物の脚をモチーフにしたデザインで、猫、山羊、獅子などさまざまなデザインがあります。「カブリオール」とは、フランスのダンス用語で「跳ねる」という意味で、もともとは山羊が飛び跳ねるさまを表す言葉でした。

語源通り、カブリオールレッグはしなやかで軽快感のあるデザインが特徴です。カブリオールの中でも、アン女王時代に流行した「クイーンアン式カブリオール」などが有名です。

クロウ&ボール
クロウ(爪)&ボール(玉)は、鳥または龍の足が玉をつかんでいる形をデザインしたものです。カブリオールレッグの一種に数えられることもあります。18世紀に流行したシノワズリ(東洋、中国趣味)の影響を受けたデザインです。

バルボスレッグ
バルボス(またはブルボース)とは「球根」のこと。脚部分に球根のような丸い球がつきます。その丸い形状から「パイナップルレッグ」、「メロンレッグ」と呼ばれることもあります。16~17世紀頃、エリザベス1世時代のイギリスで流行ったデザインで、バルボスレッグをつけたドロップリーフテーブル(伸張式のテーブルのこと)は、英国アンティークファンに大人気です。

バーリーシュガーツイスト
飴をねじりあげたような形のバーリーシュガーツイスト。「バーリーシュガー」とは、大麦からつくったねじり飴のことです。形状はボビンターニング・レッグに少し似ていますが、流れるようにらせんを描く形が特徴的です。バルボスレッグ同様に、バーリーシュガーツイストもドロップリーフテーブルなどの脚部によく見られます。

インテリアのテイストに合わせた選び方

部屋全体を見渡したとき、テーブルの脚は思った以上に目につく存在です。インテリアコーディネートを考える際は、テーブルの脚もテイストに合わせましょう。

ロココ調
カブリオールレッグは、ロココの代名詞と言える脚の形です。メインテーブルなど、脚部に華麗さが欲しいときは、羽やシェルモチーフの付いた装飾性の高いカブリオールが豪華です。

ヴィクトリアン調
重厚感たっぷりのバルボスレッグが、古き良き英国風の雰囲気を醸します。ドロップリーフテーブルには、バーリーシュガーツイストの軽快さも良くマッチします。

北欧風 
シンプルで研ぎ澄まされたラインのテーパード・レッグが似合います。アクセントを付けるなら、バーリーシュガーツイストもクラフト感が出て好適です。

今回は、アンティークテーブルの脚の形状やデザインの種類を紹介しました。テーブル脚の形状やデザインにはさまざまな種類があるので、インテリアにマッチするお気に入りの脚を選び抜きましょう!

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