アンティークレイアウトに合う音楽

美容院やエステなどを訪れる人は、お店の印象をインテリアだけでなく流れる音楽などによってトータルに判断します。アンティークな空間には、それに似合う音楽をチョイスすることが大切。訪れる人にくつろぎや安心感を与える、アンティークインテリアと相性の良い音楽を知っておきましょう。ここでは、アンティークインテリアにピッタリの音楽を紹介します。

アンティークインテリアに合う音楽の特徴とは?

アンティークの良さは、長い時間を経た家具や小物がかもしだす穏やかな落ち着き。その空間にロックのようなエッジの強い音楽は似合いません。

アンティークな空間にマッチするのは、ゆったりとした音楽です。落ち着いた室内とメローな音楽の組み合わせが、くつろぎと居心地の良さを生み出します。

アンティークインテリアの店内に合うJAZZ

美容院やエステに合わせる音楽としては、ゆったりとして安定感があるJAZZがおすすめ。広告などで「店内にJAZZが流れる」とアピールするのは、JAZZというBGMが、多くの人に心地良く上質な空間をイメージさせるから。ディープジャズは強すぎるので、ソフトなものを選びます。

特にMaria Schneider (マリア・シュナイダー)の「Thompson Fields」などがおすすめ。オーケストラを率いて演奏する彼女のJAZZは、クラシックの端整さをあわせ持つ洗練された音楽。古典的なテーマを扱っても古臭さはなく斬新で、「今」を発信するお店にぴったりです。

そのほかアンティークインテリアに合う音楽

アンティークインテリアに合うそのほかの音楽としては、クラシックがあります。中でも「室内楽」や、「グレゴリオ聖歌」などの教会音楽は、実際にアンティークの時代に流れていた音楽ですから、空間に合わせるという意味ではマッチする音楽と言えます。アンティークにもテイストがいろいろあるので、テイストごとに音楽の組合せを試してみてください。

「シャビーシック」なアンティーク
グレゴリオ聖歌などの教会音楽、ヨーロッパ系のフォークロア

「ロココ調」宮廷風のアンティーク
バロック音楽、室内楽など、オルガンを使った演奏曲

「ミッドセンチュリー」なアンティーク
Julie London(ジュリーロンドン)やPeggy Lee(ペギー・リー)など、ソフト&クール系シンガーのスタンダードナンバー、ミッドセンチュリーポップのインストゥルメンタル

ただし、音楽を流す場合に気をつけたいのが著作権です。CDプレーヤーやパソコン、音楽端末などを使ってJASRAC(一般社団法人日本音楽著作権協会)の管理音楽をお店のBGMとして流すときは、使用料を払う必要があります。どういった目的で使用するか、どんな施設で使用するかなどによって料金が異なるので、公式サイトでよく確認するようにしてください。

アンティーク調の室内にぴったりの音楽が流れると、お店がより雰囲気のある空間になります。JAZZはテッパンの相性ですが、ときには民族音楽など意外な組み合わせが合う場合も。あなたのお店に合う音楽を、ぜひ探してみてください。

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