長く使っていきたい! アンティーク家具のお手入れ方法

アンティーク家具の魅力は、使われてきた時間によって深みのある味わいが家具の上に積み重なって行くところにあります。アンティーク家具はただ置くだけの家具ではなく、一緒に時間を過ごして育ってゆく存在です。現代家具に比べると繊細な部分もあるので、お手入れ方法を知って長く付き合っていきましょう!

普段の取り扱いで注意すべきこと

アンティーク家具は自然素材で作られ、ステインやニスなどの天然塗料で仕上げられています。そのため、ウレタン塗装のようにカバー力の強い塗装剤でコーティングされた現代の家具に比べると、水に弱く、汚れや傷がつきやすくなっています。

そのためコップや食器をテーブルに直に置くと、輪っか型の染みになることも。シャビーな風情が好きな人の中には、「輪染みも味わいのひとつ」とそのままにする人もいますが、汚れや染みが気になる人はコースターやマットを使うか、ワックスやシェラックニスなどでこまめにメンテナンスするのがおすすめです。

こまめにお手入れをしてあげよう

アンティーク家具は汚れや傷がつきやすい反面、メンテナンスをしやすい家具でもあります。日々のお手入れはから拭きか、硬く絞った布で拭くだけです。化学塗料を使った現代家具の補修はプロでないとなかなかできませんが、自然素材、天然塗料のアンティーク家具は、素人でも比較的簡単に補修できます。

こまめにすると良いお手入れは、定期的なワックスがけです。軽い染みや小さな傷なら目立たなくなり、表面の強度も上がります。ワックスは、BRIWAX(ブライワックス:イギリス製)が塗りやすくムラになりにくいため、アンティーク家具によく使われます。ただしどのようなワックスが良いかは、家具を購入したショップに確認してください。

ワックスでのお手入れ方法

柔らかい布やスポンジを使って、家具の表面にワックスを塗ります。一度に多量に塗るとムラになりやすいので、少しずつ塗るのがコツです。全体に塗れたら15~30分程度乾燥させましょう。乾燥時間は季節や天候によって変わるので、状態を確認しながらしっかり乾燥させます。

十分に乾いたら、タオルなど柔らかい布で磨いてください。ワックスがけすることでアンティークらしい艶がでてきます。さらに艶が欲しい場合は、ワックスを2度塗りしてもOKです。ワックスがけをするときは、シートや新聞紙で周辺を養生して換気を忘れずに。ブライワックスは可燃性が高いので、ワックスがけに使った布は水を含ませて、ビニール袋などに入れて捨てるようにします。

ができてしまった場合の応急処置

スクラッチ(引っかき傷)などの軽微な傷なら、ワックスでほぼ目立たなくなります。傷の補修をするときは、スポンジや刷毛を使って、ワックスを傷の中に埋めるように塗り、その後タオルなどで拭きます。

ワックス以外では、シュラックニスを使う方法もあります。傷やへこみにシュラックニスを塗り込むのは、数100年前から行われてきた補習方法です。

お気に入りのアンティーク家具を見つけたら、大切にして長く使いたいもの。大事にされたアンティーク家具は、ステキな表情になっていきます。せっかく買った家具だからこそ日々のお手入れを忘れずに、家具と一緒にときを重ねていってくださいね。

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