本格バーの雰囲気をアンティーク調のインテリアで演出!
海外映画のワンシーンに現れる、本格バーのような雰囲気のお店作りを目指すなら、時代を越えて愛されるデザインをかたどった、アンティーク調の家具を使った演出をおすすめします。アンティーク調の家具がひとつ置かれているだけでも、お店の雰囲気が穏やかになりますが、小物や照明、壁紙なども合わせてコーディネートしていくと、より豊かな空間になるでしょう。おしゃれなサロンやホテルにも、アンティーク調の家具が多数使用されています。
本格バーのような雰囲気を演出するインテリア家具
本格バーと言えば、どのような場所をイメージするでしょうか。プロのバーテンダーが織りなすカクテル、高級感が漂うラグジュアリーな雰囲気、静かにジャズが流れるゆったりとした空間……。一流のホテル内にあるバーのように、日常とはちょっとかけ離れた時間を過ごせる場所と言えるかもしれません。
そんな雰囲気を演出するインテリア家具として、真っ先に思い浮かぶのがアンティーク調の家具です。アンティーク調の家具は、ヨーロッパを中心に受け継がれてきた家具を忠実に再現したものですが、使えば使うほど味わいが増し、本物のアンティーク家具の風合いを醸し出します。
たとえば、ワインセラー(ワイン貯蔵専用庫)やワインキャビネット(ワインの収納棚)は、空間の雰囲気をグッと引き締めるアイテムのひとつです。元々、お酒の瓶をテーブルまで運ぶための配膳カートとして用いられていた、ワインリカーカートもアンティーク調を演出する家具として人気があります。さらに、本格的な演出にはカウンター機能を持ち合わせたバーカウンターやバーキャビネットもピッタリです。店舗に来たお客様に対して、ちょっとしたおもてなしにも活用できるため、セットで置くカウンターチェアにもこだわりたいところです。
本格バーのような雰囲気を出すための工夫
本格バーの雰囲気を出すために、必ずしもアンティーク調の家具で全体を統一する必要はありません。たとえば、キングチェアをひとつ置いただけでも高級感が高まります。また、キャビネットの上にワインボトルやワイングラスをディスプレイするなど、小物類でセンスの良さをアピールする方法はどうでしょうか。
間接照明を取り入れて小物周辺に明暗を付けたり、往年のジャズシンガーたちの歌声をBGMにするのも良いでしょう。
色にも工夫を! アンティーク調に仕上げるコツ
部屋全体をアンティーク調に仕上げるために、家具や小物などの質感、色合いにも配慮していきましょう。木目を活かしたナチュラルな風合い、ちょっとした小傷や色ムラは、アンティークならではの魅力です。
既製品にヤスリをかけたり、重ね塗りをしたりしてわざと使用感を出すこともできます。色合いは、濃いめのブラウンが基調色となりがちですが、白や赤、金などの差し色を取り入れて濃淡をつけると、さらにデザインが際だちます。
アンティーク調の家具を活用すれば、憧れの本格バーのような雰囲気づくりも思いのままです。家具だけではなく、小物類や照明、BGMなど、いろいろなアイテムを上手に使って、理想的な店舗を作っていきましょう。