店舗出店前に決めておきたいコンセプトの考え方

どんなに小さな店舗でも開店するまでは、空き店舗探しにはじまり資金調達、設備類の選定、宣伝など、さまざまなステップを踏んでいかなければいけません。一体どこから着手しようか……と悩む人も多いかもしれませんが、まずは、自分の店舗をどのようなコンセプトのもとで営業していくかを明確にするのが先決になります。コンセプトが不明確なまま準備を進めてしまうと、何を売りにしている店舗なのか分かりにくく、集客に悪影響を及ぼしかねません。ここでは、店舗出店前に決めるべきコンセプトについて詳しく紹介します。

店舗出店のためのコンセプトの考え方

はじめて自分のお店を持とうと思ったとき、どのようなアイディアやイメージを持っていたでしょうか。そのときに描いた漠然とした想いこそ、ほかのお店にはないオリジナリティが込められているはずです。お店のコンセプトと言うと、ハードルが高いように感じてしまうかもしれませんが、決して難しく考える必要はなく、お店を持とうと思うまでの経緯やきっかけを素直にコンセプトへ反映させるようにすると、考えを上手く整理できます。

コンセプトを考える際は、コンセプトの基盤となるメインコンセプト(どんなお店を目指すか、どんな価値を提供するのかなど)と、それを実現するために必要な肉付け的な要素(誰に、何を、どんな場所で、どれくらいの値段で、どのように提供するのかなど)に分けて考えると、アイディアを整理しやすくなります。メインコンセプトがはっきりしていれば、そこから肉付けしていく方法もありますが、メインコンセプトがなかなか決まらない場合は、肉付け的な要素を先に決めてしまっても構いません。

コンセプトの肉付けとは?

肉付けの要素の中でも、店舗設計に対するコンセプトは特に重要です。店舗設計の際は、空間の使い方、配色(カラーデザイン)、窓や照明の位置、さらには音響、空調や換気設備の位置など、お店の外観や内装を決める全ての要素について、あらかじめ検討しておくようにしましょう。

その際、メインコンセプトとの整合性がとれているかどうか、しっかりと吟味することが大切です。たとえば「癒し」をメインコンセプトにした場合、人通りが多い場所や風通しの悪い店舗でサービスを提供してしまっては、お店の強みや特徴をアピールできなくなってしまいます。

店舗設計におけるコンセプトの重要性

お客様のお店に対する印象や居心地は、店舗の外観や内装に左右されると言っても過言ではありません。

対人関係において、相手に与える印象のほとんどが、目と耳から入る情報の影響を受けていると考えられており、店舗設計においても同様に捉えることができます。つまり店舗の外観や内装、接客態度、BGM、照明などが、お客様に与える印象や居心地を決定づける重要な要素となるのです。

店舗設計のコンセプトを最大限に活かすには?

せっかく決めたコンセプトを無駄にしないためにも、外観や内装だけではなく、実際に提供するサービスや接客態度にいたるまで、コンセプトを反映させるよう意識づけることが重要です。

スタッフを採用する場合は、店舗コンセプトを常に意識するよう指導し、職場全体に浸透するよう努めましょう。

客足の途絶えない、人気のお店ほどしっかりとした店舗コンセプトが定着しています。一人でも多くのお客様に好印象を与えるよう、上記の内容を参考にしながら店舗コンセプトを作り上げていきましょう。

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